ブラックダイアモンド グリッドロック スクリューゲート(GRIDLOCK SCREWGATE)を購入しました!(^^)!
購入の背景
まえまえから、ビレイデバイス(ATCガイド使ってます)使ってビレイ中に、安全環付きカラビナがグルグルと回転してしまうことが多々あった。
カラビナが横になったときに、破断強度が半分以下になることは、周知の事実。
ある安全環付きカラビナでは、メジャーアクシス(縦長のとき)が25kNだが、マイナーアクシス(カラビナが横向いたとき)の引っ張り強度は7kNにまで落ちている。
オープンゲートと同じ強度にまで落ちる。
それだけでなく、動作が多くなるリードビレイ中に、安全環カラビナのスクリューがハーネスなどにこすれて、ビレイ中にクルクルと回ってしまうこともあるかもしれない。
また、ビレイ中にカラビナが回るのは、なんだかやっぱり気になる。
ということで、よりビレイに集中するために、ブラックダイヤモンドのグリッドロックスクリューゲートを購入しました。
一応、DMMのビレイマスターも検討したが、値段高いし、懸垂下降かなんだかして操作誤ると、プラスチック?の黒いカバーが吹っ飛ぶとネット上で書き込みあり、また、登山ショップで実物みて「うーーーん、確かにこれはいつかカバー無くしそう」と感じて、ブラックダイヤモンドのグリッドロックスクリューゲートにしました。
あと、これにした理由の一つに、先日参加したクライミング教室の講師の方が使っていた、というのも決め手になりました。
製品の情報
BD独自のゲート末端の形状により、ハーネスのビレイループでカラビナが回転することを防ぐ、安全性に優れたビレイ用ロッキングカラビナ。
・BD独自のゲートによりビレイ時の回転を防止
・ホットフォージング(温間鍛造)を採用
・I(アイ)型断面の主軸がロープとの接触面積を確保
重 量 | 76g |
---|---|
強 度 |
クローズドゲート=22kN オープンゲート=8kN マイナーアクシス=7kN |
ゲートオープニング | 21mm |
注意点 マルチピッチには向かない
このブラックダイアモンド グリッドロック スクリューゲートは、マルチピッチにはあまり向きません。
私の友人がこれを持っていて「これマルチで作業するときに面倒なんだよね」と言っていて、
クライミングジムで実際にやってみたら、確かに面倒でした。
なぜ面倒かというと、このカラビナは上の写真右側の小さな円ゲートにスリングとかもっていくとき、ゲートを2回開かなければなりません。
それだけでなく、小さな円に入ったスリングを取り出すときもゲートを2回開かなければ取り出せないのです。
つまり、普通のカラビナよりも2倍の手間がかかります。
それだけでなく、私が実際外岩でやってしまったのですが、小さな円に入れるのに集中してしまい、左側の大きな円に入っていたビレイデバイスを地面に落としてしまうという失態をしてしまいました!(これはマルチでは致命的!)
(2012/06/27 小川山マルチピッチの様子、ハーネスにたくさん繋がっていているのがわかるでしょうか?)
ジムクライミングやショートルートではまだいいかもしれませんが、マルチピッチはロープやビレー、リードとセルフビレーのスリングがハーネスに付きまくって作業すること多いですから、そういう状況ではこのカラビナの操作はストレスありますし、けっこう危険です。
このカラビナは、基本マルチピッチしない方向けですね。
こんな人におすすめ!
マルチピッチはしない方で、
やっぱりビレイでカラビナが回転するのが気になる方、
ジムやクライミング、アイスクライミングとクライミングの頻度が高い(ビレイ回数が多い)方におすすめ!
より安定したビレイをしたい方は、ぜひ試してみてください☆
クライミングで使いましたが、ほんとカラビナがクルクル回らなくて、しっかりハーネスとビレイデバイス間をつなげてくれるので、GOOD!
ブラックダイヤモンドのカラビナは他メーカーに比べて、とってもお財布に優しくて助かります♪(^^)♪
ブラックダイアモンド グリッドロック スクリューゲートの実売価格 ⇒ Amazon 楽天
(Amazonと楽天の口コミみると、装着に2手間かかるが、ビレイの安定感はある、と書かれていますね。)
コメント