日帰り登山では、なかなか出番の少ないヘッドライトだが、小屋泊まりやテント泊ではほぼ必須アイテム。
山小屋はだいたいが9時ぐらいになると、消灯になり、その後トイレ行くときにヘッドライトを使います。
テント泊では隣接する山小屋が消灯すれば、残された明かりは月明かりぐらいなもの。
ある程度本格的に登山をするようになると、出番の多いヘッドライト選びも重要になってきます。
また日帰り登山でも、アクシデントにより予定より行動が遅れ、日が暮れてしまうこともあります。
また、下山ルートの多くが谷間であり、西側の尾根や樹林により予定より早く日没を迎えるというのも、ある程度山登りを続ければわかってきます。
日が暮れて、足元がしっかりと照らされていないと、足を次にどうだしたらよいか確認が遅くなり、歩行スピードが極端に落ちてきます。
日没で早く下山しなければならないのに、前が暗くて遅いスピードでしか動けないのは、心の焦りを生みやすく、足が躓きや転倒など怪我や事故につながりやすいです。
という様々な経験から、登山におけるヘッドライトはとても重要でと感じます。
私自身も山仲間からさまざまな情報を集め、登山につかえる高性能なヘッドライトを探しました。
そして、2010年の5月に ジェントス デルタピーク DPX-233H を買ったのです
今はもう廃盤になってしまいましたが、このヘッドライトは、ネットで買うと当時4000円ぐらいだったか。
明るさが160ルーメンあり、照射距離も145mと長距離!
明るさにおいては大満足で、夏山から厳冬期のテント泊&夜行登山で大活躍してくれました(^^)
特にこのヘッドライトで思い出深いのは、
2011年12月15日に早朝に赤岳鉱泉から阿弥陀岳登ったとき(激寒 -20℃くらい+強い風)
日の出には早すぎて、途中でビバーク。
無事に阿弥陀岳山頂へ
あとは、2014年4月12日にバリ島のバトゥール山登ったときですかね~。
真っ暗の中歩き(樹林帯なので星や月の光はほとんど届かず)
どちらも山頂で日の出見るスケジュールだったので、何時間もヘッドライトの光に導かれた山登りでした(^^)
最後に
約4年間活躍してくれた、ジェントス デルタピーク DPX-233H でしたが、ついに電池からLEDへのケーブルが接触不良を起こしてしまい、その役目を終えることになりました。
センサーの反応が悪くなったり、後頭部のライトがつかなかったりと少しづつ動作不良が起きていましたが、ついにメインのライトがつかなくなりました。
他社の同レベル商品の半額にも関わらず、ジェントスの耐久性を証明してくれました。
ジェントス デルタピーク DPX-233H に感謝です♪
このヘッドライトの新しいモデルは、さらにパワーアップして発売されているようです 笑
⇒
GENTOS(ジェントス) デルタピーク 433H 【明るさ200ルーメン/実用点灯14時間】 DPX-433H
うーん、次はどのヘッドライトにしようかな。。。
追記2014/12/11
新しいGENTOSのヘッドライトが届いたついでに、もう、どうせ接触不良でつかないんだから、と分解して修理を試みました。
そして、基盤近くで断線していることが発覚!
きれてますねー。
半田ごてを出して、基盤に半田付けして、復活!しました(^^)
新しいヘッドライト買っちゃったけど、壊れた gentos デルタピーク DPX-233Hも治っちゃった!
この子は今後、ピンチ時のサブヘッドライト、仲間のヘッドライトがいまいちのときなどに活躍していただこうと思います♪
ずっと使ってきた壊れたヘッドライトもこうやって修理して使えるってなんか嬉しいですね♪
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