ある程度の雪山行くならピッケルは必須アイテムとなりますが、2011年1月にGRIVEL(グリベル) ネパールSAプラスを購入し、使い続けて約4年経ちました。
このピッケルを購入したのは、値段的にも手ごろで、シャフトがベントしていて、色が赤くて作りもしっかりしていて、最初から石突(スピッツェ)のカバーも兼ねたピッケルリーシュが付いていて、価格と性能のバランスがとれているな、と感じたからです(^^)
グリベルは、アイゼンやピッケルなど登山用の金物道具にはかなり定評があります。
ピックは黒光り!
ブレードもしっかりしています(あんまり使いませんが)
使ってみるとカバーが便利♪ (これないと電車で危ないし、車で入れるにしても傷つけない)
ピンボケしてますが、石突(スピッツェ)です。
約4年使った感想
最近はもっと軽量なピッケルも販売されていますが、縦走用としては作りもしっかりしているし、色も赤で気に入って使っています♪
やっぱりカバーが付いているのがいいですね。
ただ、自宅に帰ってもカバー付けっぱなしでそのまま放置していると、雪が溶けて金属錆びますので、自宅に帰ったら一度カバーはずして乾かしてから再度カバーしましょう♪
専門メーカーの製品は、本当に細かいところまでよく作りこまれていて、関心させられます。
普通の縦走雪山登山はこれで行きます(^^)
ピッケルの長さを考える
ピッケルは手で持ってそのままダランと下げたとき、石突(スピッツェ)が足のくるぶしぐらいに来る長さのものを選ぶと良い、と言われています。
でも、もっと短いのがいい、とか、さまざまな説が言われていて、たぶん初心者の人はいったいどれを信じていいのかわからなくなってしまっているのではないでしょうか。
私が思うに、一般の雪山登山では、石突(スピッツェ)が足のくるぶしぐらいに来る長さのものを選ぶと良い、と思います。
理由は、歩行時に杖になるからです。
上の動画は積雪期の富士登山映像ですが、あんな感じで杖になります。
よほど健脚で杖なんか不要、とか、風速15mくらいで稜線歩いても俺はふらつくことなく歩行できる、といった上級者の方は短いものでも良いかもしれません。
なぜ短いピッケルを使う人がいるのか
私の周りにも短いピッケルを使っている人いますが、そういう人は登山上級者です。
普通の雪山歩行ではなく、険しい岩稜を登っていく登攀する方ですね。
当然ながら、そういう方達は健脚で、服を脱げば筋肉でムキムキの人たち。
ある人に聞いたら、腕より短いピッケルの方が登攀するのに取り回しがよいと言っていました。
ピッケルの長さは、ピッケルを握って腕を下げたときに足のくるぶしまでくる長さにするのか、それとも、ピッケル握って腕を横に伸ばして石突を自分の体に向けてもあたらないほど短いピッケルにするのか、は自分自身の雪山登山スタイルと相談してから選ぶと良いと思います(^^)
こんな人におすすめ
余談が長くなりましたが、GRIVEL ネパールSAプラスは一般の縦走用のピッケルとしてよくできていると思います(^^)
一度お店で他のピッケルと比較してみると良いかもしれません。
一応、富士山で滑落停止訓練したときも、このピッケルでとまることができましたし。(危うく遭難するところでしたが)
皆様も、くれぐれも怪我のないように雪山と触れ合ってください(^^)
☆ グリベル ネパールSA・プラスの口コミと実売価格(長さ選べます)
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