スポルティバ(LA SPORTIVA)トランゴキューブGTX(TRANGO CUBE GTX)カラー:Blue/Red を購入しました(^^)
ふらっとICI石井スポーツに立ち寄ったときに購入!
ちょうど4年前くらいに購入した重登山靴 DOLOMITE(ドロミテ) バレス ヌバックGTX がかなりボロボロになっていて、周囲から「もう、それ買い換えた方がいいんじゃない?」と言われ続けていたのですが、
「まだ水染みてこないから、いけるでしょー!」
と、SHOE GOOで補修しながら使ってはいるものの、ソールを1回取り替えるし、登山行く頻度も月に1~2回(しかも良く縦走するし)と一般の方から比べたら多いらしく(と友達に言われた) ありとあらゆるところが磨耗していて、まあ確かに水が染みてこないけど、そろそろ限界近づいているな、とは感じていました。
それで、次の登山靴候補を半年位くらいまえから登山ショップで見たりして検討していたのです。
ふらっとICI石井スポーツで登山靴を見ていたら 「気になったのあったら履いてみてください!」と声をかけられて数足履き比べて、スポルティバ トランゴキューブGTXの購入に至ったのでした(^^)
オールラウンドに使える登山靴がいい!
登山をはじめた頃は、普通の一般日帰り登山だけだったのですが、やがてテント泊の縦走、そしていつしか雪山行ってアイスクライミング、さらにはロッククライミングもたまにやるという、地道に進み続けて行くうちに、山仲間もそんな感じの方・・・というか、登山ガイドやってる方とかも増えてきました。
なので、
・一般の軽登山できる
・テント背負った縦走登山もいける
・さらには岩稜も軽快に歩ける
・ロッククライミングのアプローチシューズ的な使い方もできる
・春山とか残雪期にアイゼン付けて登れる
・もしかしてアルパインルート誘われたときにもいけちゃうかも
といった、ほぼ1足で全部できちゃうみたいなスーパーオールラウンドに使える登山靴を探していました。
そのための登山靴の条件として、
・自分の足に合っている(最重要)
・完全防水(必須というか普通付いてる)
・できるだけ軽い(軽登山やアプローチシューズの場面では特に)
・つま先まで固い芯(シャンク)がはいっている、ソールがほとんど曲がらない(岩稜歩行、アイゼン歩行、アルパインでは重要な性能)
・歩きやすい
と考えていました。
お店で、
・トランゴキューブGTX(メンズ 約675g)
・トランゴ S EVO GTX(約705g)
・トランゴ アルプ GTX(約780g)
・ガルモント タワー α GTX 石井スポーツ限定モデル(タワープラス II 約740gと基本は同じらしい)
・スカルパ ミラージュGTX
を履き比べたのですが、値段は他より高いもののなにより靴自体の軽さ、足首の動かしやすさ、他の人があんま履いていない(トランゴ S EVO GTXは山で履いている人けっこう見かける)、スポルティバの最新の技術を詰め込まれている ということで、トランゴキューブGTXに決定したのでした(^^)
ソールは、”ビブラムCUBE用スペシャルソール”といってこの靴用のものらしい。
ミッドソール部分はこれまでのトランゴシリーズから刷新され、衝撃のかかる箇所にEVEを採用しながら、低重心に仕上がっています。とのこと。
トランゴ S EVO GTXのソールと見比べてみたが、ソールのブロックパターンとか光沢は違ったが、触ってもどちらも固くて違いはわからん。
超軽量レースフックが使われている。
もちろん、紐のしめやすさはスムーズで快適。(このクラスの登山靴はだいたいそうでしょ)
靴のベロもクッション性と軽量化を両立したつくりになっている。
(でも耐久性は見た感じ期待できそうにない 笑)
なんか新しい登山靴ってドキドキしますね(^^)
この靴の出番はいつになるかなー♪
この登山靴とどんな山旅を共有できるのか、今から楽しみです♪
さっそく登山で履いてみた感想(2014/10/05追記)
新しい登山靴を買ったなら、どんなものか、すぐに履いてためしてみたーーーい!(^^)!
ということで、笠取山行ってきました 笑。
この靴試すのに初心者向けで登山道の整備の行き届いた笠取山?という話もありますが、まあ2ヶ月ぐらい前から予定はいってた山旅なので。
見た目
さまざまな性能指標があるなか、最初に書くのが見た目か、と思われるかもしれませんが、まるでハイテクシューズのようなデザインはかなりインパクトあります。
登山中はだいたい足元を見ていることが多いですが、
こんな感じで、一歩一歩足を出すたびに、この柄が目に入ってきます 笑。
好みもあるのでしょうが、正直、自然の背景とはあまり調和しません 笑。
履き心地
軽量化されている靴なので、このクラスの登山靴にしてはとにかく足どりが軽い!と感じました。
まるで、軽登山用のトレッキングシューズかのようです(^^)
つま先まで固い芯(シャンク)がかっちり入っているで、ソールはほとんど曲がりませんので多少の慣れがいるかもしれません。
紐も非常に締めやすかったです(このクラスの登山靴はみんなそうだけど)
ただ、山頂から下る時に上までギューッと紐を強く締めたのですが、そうすると足首が閉まりすぎてめっちゃ痛かった。
前の靴は足首に厚めのクッション材が入っていたので、きつく締めてもまったく痛くなるようなことは無かったのですが、この靴はめっちゃ閉めつけられます 笑。
下山時にはしっかりと足をホールドし、着地じの靴ずれや足首のひねり予防のため登山靴をしっかりと締めるのが基本ですが、この靴の場合はある程度調整して紐を締めた方が良いとわかりました。
それと、つま先で岩に乗ってみたのですが
クライミング要素が強い靴だけあって、わずかな段差にもしっかりと乗ることができました。
2014/11/05追記
下山中にやっぱり右足だけ痛くなり、この痛みはいったい何だ?ということで原因を調べてみました。
痛みの場所は「右足の内くるぶしの下」。
しっかりと上まで靴紐を締めた状態で下山するとき、足首をぐにっと強く曲げることになりますが、そのときに痛みが発生することがわかりました。
両足首をつよく屈曲させたときの写真
上の写真のように右足首を強く屈曲させたときに、矢印の乳白色の樹脂の部分がググーっと入り込んできて、右足くるぶしの下に刺さっていました。
でも、左足は刺さっていませんでした。
どうやら、左足は、足首を強く屈曲させると、右足のように樹脂が刺さらないようにうまく靴の生地がたわんでいました。
★解決方法
ずばりこれは屈曲させたときに靴のどの部分がたわむかという、曲がり癖の問題ではないかと思い、一度右靴を脱いで、
足首部分を
おりゃーーー!
と上から揉むようにぐにゃぐにゃと押しつぶしました 笑
するとどうでしょう、うまく違う屈曲癖がついて、ほとんど樹脂が内側に刺さるのを感じなくなりました。
もし、この靴を購入して足首が痛くなった方は、このように違う曲がり癖をつけることにより解決できるかもしれませんので、ぜひトライしてみてください(^^)
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