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私はこのSOTO MUKAストーブの発売を知ったのは2010年秋ぐらいでしょうか。

友人から「新富士バーナーからすごい性能のガソリンストーブが発売されるよ!」と聞いて、紹介されていた雑誌の記事に釘付けになったのでした。

それから数ヶ月たち、2011年6月に発売と共に購入しました。

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他にも欲しいストーブがあったのですが、それを我慢してこれを買いました。

本当にこれを買ってよかった。。。もう他のストーブいらない。。。このストーブがあれば十分。。。

それが登山やキャンプで何度もMUKAストーブを使用した私の結論です。

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目次

■SOTO MUKAストーブSOD-371の実力がすごい理由

以下、一般的なガスストーブvsガソリンストーブvsMUKAストーブの比較表です。


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■SOTO MUKAストーブSOD-371の点火、消化の動画

 

 

 

■MUKAストーブがすごいぞ!その1・・・予熱(プレヒート)が不要!!!

今までのガソリンストーブといえば、MSRのストーブが一般的(有名どころでは、 MSR・ウィスパーライトインターナショナル )だったように思います。

MSRに限らず、ガソリンストーブにはプレヒートという儀式があります。

ストーブ本体にある受け皿にガソリンを少し流し、着火してガソリンストーブ自体を火だるまにして燃焼させる作業です。

これによりバーナーを温めて液体のガソリンを気体に気化させるとう原理です。

はっきり言ってこれはかなり慣れが必要な作業です。

慣れていない人だと、十分に温まる前にガソリンを出してしまいたぶん1メートルくらいの火柱をあげてしまうでしょう。(私は何度もやりましたが・・・)

そのため、買ってまもなくストーブ自体がススで真っ黒になっていました。

なんとSOTO MUKAストーブはプレヒートがまったく不要なのです。おまけにススがまったく出ないためストーブが何度使っても綺麗です。

 

■MUKAストーブがすごいぞ!その2・・・火力が最大4000kcal/h!!!

最大火力4000kcal/hもあるストーブをあまり聞いたことがありません。

ガスストーブで火力のあるものでも、3600kcalとか3千台の後半がいいところです。

他社のガソリンストーブだと、もっと火力が弱くMSRのウィスパーライトインターナショナルだと2700kcal/h程度です。

SOTO MUKAストーブだと、最大火力4000kcal/h!!!圧倒的な火力です。

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実際に使うと、あっという間にお湯が沸きます。

ボコボコボコ~っと。

火力はハンパじゃないですね。

ただ、弱火は苦手です。

 

■MUKAストーブがすごいぞ!その3・・・火力調整ができる?

当たり前ですが、火力調整ができます。

ただ、実際に使うと弱火調整が苦手です。

この点に関しては、他社のガソリンストーブと大差ないと感じます。

 

■MUKAストーブがすごいぞ!その5・・・極寒地や高地でも使用可能!!!

そもそもガソリンストーブの存在意義として大きいのがこの極寒地でも使えるという性能です。

通常のガスストーブだと、冬山など氷点下の世界では火力が極端に落ちます。

そのため、プロパンガスが入った寒冷地用のガスカートリッジが必要になってきます。

ガソリンストーブの場合は、ポンピングによりフューエルボトル内の圧力を調整することになるので寒冷地や気圧が低い標高が高い場所でも使用が可能です。

 

■MUKAストーブがすごいぞ!その6・・・ランニングコストが激安!!!

SOTO MUKAストーブの圧倒的な特長として自動車用のガソリンを使用できるという点です。

しかも、それで最適化して設計しているようで、黒いススが一切でません。

ホワイトガソリンなどを買うと、1リットルで1000円くらいしますが、自動車用ガソリンだと145円くらいでしょうか。

激安です。

私は今のところ自動車用ガソリンしか使っていませんが、まったく問題なし!!!

 

ただ、自動車用ガソリンをどうやって手に入れるかが課題となります。

法律的にガソリンスタンドで直接フューエルボトルに入れるのは違法らしく、ガソリン携行缶が別途必要になってきます。

通販で容量が500ccのガソリン携行缶 など入手するといいと思います。

ガソリン携行缶をスタンドへ持って行き、従業員の方に入れてもらうということです。

 

因みに私は、所有するバイクタンクからいつでも抜き取れるので携行缶は持ってません。

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登山前やバイクツーリング中はバイクタンクから抜き取ります。

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その時は、ダイソーで購入した灯油抜き取り用のスポイトを使用しています。

 

■MUKAストーブがすごいぞ!その7・・・意外に軽い!!!

ストーブ自体の重量が163gと異常に軽い!

ポンプとあわせても、327gと軽い。

性能がすごいのに、重量は軽いというすばらしい作り。

さすが日本製!技術力がアメリカとは違う!

 

■MUKAストーブがすごいぞ!その8・・・作りこみが綺麗!!!

実際に買って思ったのが、「ものすごく作りがいいな~」ということ。

MSRとは大違い。

並べてみると、MSRがおもちゃに見える。。。

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◎まとめ


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・ガスストーブ、ガソリンストーブの他製品を圧倒する4000kcalの圧倒的な最大火力

・プレヒート不要は本当!黒いススが出ないのがすごい!

・とろ火は苦手

・緊急ロック機能がついていて、消化も簡単(ただし、最後はAirでホース内のガソリンを掃除しましょう。)

・圧力計がついていて、ポンピングの目安がするがわかる!

・とにかく扱いやすい

 

おそらく、今までガソリンストーブを使っていた人には感動する一品です。

こんな素晴らしいストーブを作ってくれた新富士バーナーに感謝(^^)

 

 SOTO MUKAストーブSOD-371の実売価格

Amazon(口コミ多数、低価格)楽天  

追伸:私が購入したときよりも値下がりしてますね。。。ストーブとは別にフューエルボトルが別途必要になりますので気をつけてください。

※携行缶が必要な方は 容量が500ccのガソリン携行缶 がコンパクトで良いかと思います。

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