最近、友人がファイントラック ツェルトⅡを買いました。
値段を聞いてびっくり!ツェルトなのに約2万円!高い!
普通のツェルトとの違いは透湿性があること。
彼は雲取山にそのツェルトで行ったそうです。
-10℃くらいだったそうで、ツェルトではめちゃめちゃ寒かったとのこと。
「結露はなかったの?」と聞いたところ「結露したよ」といってました。
もしかすると同じ条件で透湿性のないツェルトで宿泊したらファイントラック
の方が結露が少なかったりするのかもしれませんが、比較してみないとツェルトの違いがわからない。
というか、ツェルトに透湿性なんているのか?と思っちゃいますね。
ツェルトなんてそもそも機密性ないし、隙間穴だらけだし。
まあ、無いよりはあったほうがよいのでしょうが。
ツェルトに透湿性がなくてもシュラフカバーがあればいいんじゃない?と思ってしまいました。
★ファイントラック ツェルトの実売価格( 楽天 )
このツェルトは出入り口が両側にあります。
出入口の三角型の壁は、床と結わえる紐が全くありません。
ただ布を10セン程度重ねているだけです。
マット等で抑えておかなければ微風でも、風が通り抜けて行きます。
これでは雪山のバリエーションルートでビバークした時に、物が転がり落ちます。
メーカーに問い合わせしたところ、「仕様です。ペグで固定しなさい」と言われました。「使用場所と想定しているのは風のないキャン場です」といわれました。
ペグを持参するのは、出入り口を固定する紐さえ省略して、本体を軽量化しているのに本末転倒です。
私は今まで何張りかツェルトを使用しましたが、出入口と床を紐で結べないものはありませんでした。
このツェルトのコンセプトは、「非常用」の枠を超えて「常用」に進化したツエルトだそうです。
しかし、結露しにくいことや、ダイニーマのテープで補強より、大事なことが抜けています。
GWの涸沢では何とか使えても、稜線のテント場なら無理があります。バリエーションルートのビバーク、狭い場所だと装備が転がり落ちるでしょう
詳細なコメントありがとうございます(^^)
勉強になります!