【初心者向け】雪山・冬山登山に必須!激安でも安心?の偏光サングラスの選び方

冬の雪山は、一面の銀世界が広がり、その美しさは格別です。しかし、雪面からの強烈な照り返しは、目に大きな負担をかけ、最悪の場合「雪目」と呼ばれる炎症を引き起こす可能性があります。そこで重要なのが偏光サングラスの着用です。今回は、初心者の方でも安心して選べる、雪山・冬山登山に必須の激安偏光サングラスの選び方を解説していきます。

高価なサングラスでなくても、選び方のポイントを押さえれば、しっかりと目を守り、快適な登山を楽しむことができます。

なぜ雪山・冬山で偏光サングラスが必要なのか

雪山・冬山で偏光サングラスが必須となる理由は主に以下の2点です。

  • 照り返しの軽減: 雪面は太陽光を強烈に反射します。この照り返しは、視界を悪くするだけでなく、目の疲れや雪目の原因となります。偏光サングラスは、特定の方向からの光をカットする特殊なフィルターを備えており、雪面のギラつきを効果的に軽減し、クリアな視界を確保してくれます。
  • 紫外線対策: 標高の高い場所では紫外線量が増加し、雪面は紫外線を強く反射します。紫外線は、目の角膜や水晶体にダメージを与え、雪目や白内障などの原因となる可能性があります。偏光サングラスは、UVカット機能が備わっているものがほとんどで、有害な紫外線から目を守ってくれます。

これらの理由から、雪山・冬山登山においては、偏光サングラスは必需品と言えるでしょう。

激安でも安心?偏光サングラスの選び方

高価な偏光サングラスでなくても、以下のポイントを押さえれば、雪山・冬山登山で十分に活躍してくれるものを選ぶことができるかもしれません。

  • 偏光機能の確認: 最も重要なのは、本当に偏光機能があるかどうかを確認することです。店頭で偏光テストシートなどを使って試してみるのが確実です。
  • UVカット機能の確認: 紫外線は目に有害です。必ずUV400など、紫外線カット率の高いものを選びましょう。
  • フィット感の確認: 登山中にずれたりしないよう、顔にしっかりとフィットするものを選びましょう。特に、鼻や耳にかかる部分のフィット感が重要です。
  • レンズカラーの選択: レンズカラーによって、見え方や適した天候が異なります。
    • グレー系: 自然な色合いで見やすく、晴天時から曇天時まで幅広く対応できます。
    • ブラウン系: コントラストを高める効果があり、雪面の凹凸を見やすくするのに役立ちます。
    • イエロー・オレンジ系: 悪天候時や薄暗い状況下でも視界を確保しやすく、コントラストを高める効果もあります。 初心者の方は、汎用性の高いグレー系かブラウン系を選ぶのがおすすめです。
  • 耐久性: 雪山では、サングラスに予期せぬ負荷がかかることもあります。ある程度の耐久性があるものを選ぶと安心です。
  • 価格とのバランス: 多くの激安偏光サングラスが出回っていますが、あまりにも安すぎるものは、偏光機能やUVカット機能が不十分な場合もあります。ある程度の品質を保ちつつ、予算に合ったものを選びましょう。

雪山・冬山でも使えるかも?激安偏光サングラス

ここでは、初心者の方でも手軽に購入できる、おすすめの激安偏光サングラスをいくつかご紹介します。

  • Coleman(コールマン) 偏光サングラス: アウトドア用品でお馴染みのコールマンからも、手頃な価格で高品質な偏光サングラスが多数販売されています。デザインも豊富で、普段使いにもおすすめです。
  • スワンズ(SWANS) 偏光サングラス: 日本のスポーツサングラスブランドであるスワンズからも、比較的安価な偏光サングラスが販売されています。日本人の顔にフィットしやすい設計が特徴です。
  • エレッセ(ellesse) 偏光サングラス: スポーツウェアブランドのエレッセからも、手頃な価格で機能的な偏光サングラスが販売されています。軽量でかけ心地が良いのが特徴です。
  • Amazonや楽天市場などのECサイトのオリジナルブランド: これらのECサイトでも、低価格ながら偏光機能やUVカット機能を備えたサングラスが多数販売されています。レビューなどを参考に、評判の良いものを選ぶと良いでしょう。

これらの商品はあくまで一例です。実際に手に取って試着してみるのが最もおすすめです。

激安サングラスを選ぶ際の注意点

激安の偏光サングラスを選ぶ際には、以下の点に注意が必要です。

  • 信頼できる販売店で購入する: 極端に安いノーブランド品は、品質に問題がある場合があります。信頼できる販売店やブランドの製品を選ぶようにしましょう。
  • レンズの歪みを確認する: レンズに歪みがあると、長時間使用した際に目が疲れる原因となります。購入前に、遠くの景色などを様々な 角度から見て、歪みがないか確認しましょう。
  • UVカット機能の表示を確認する: UVカット機能があるかどうか、具体的な表示(UV400など)があるか確認しましょう。
  • 付属品の確認: 収納ケースやレンズ拭きなどが付属していると、保管やメンテナンスに便利です。

サングラスのメンテナンス

お気に入りのサングラスを長く使うためには、日頃のメンテナンスも大切です。使用後は、レンズについた汚れを専用のクロスで優しく拭き取り、ケースに入れて保管しましょう。レンズに傷がつくと、視界が悪くなるだけでなく、偏光機能やUVカット機能が低下する可能性もありますので、丁寧に取り扱いましょう。

まとめ

雪山・冬山登山における偏光サングラスは、目の保護とクリアな視界の確保に不可欠なアイテムです。高価なものでなくても、選び方のポイントを押さえれば、安全で快適な登山を楽しむことができます。今回ご紹介した情報を参考に、ご自身の予算や好みに合った、お気に入りの偏光サングラスを見つけて、素晴らしい雪山の景色を満喫してください。

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