赤ちゃんと一緒に山を登る・・・私はいままでに無積雪期の登山(日帰り、テント縦走登山)、クライミング、雪山登山、アイスクライミングなどいろいろ経験してきていますが、産まれて間もないわが子を背負って山を登ることなるなど、数年前まで想像もつきませんでした。
赤ちゃんと一緒に登山して気づいたこと、経験したことをこのサイトにまとめてみました(^^)
(筑波山で)
これから赤ちゃんと一緒に山へ行こうと検討している方の参考になれば幸いです♪
なんで一緒に山に登ろうとしたか
私も妻もかなりの山好きです。妊娠するまでは、あっちこっちの山に一緒に登っていました。
しかし、妊娠してお腹がおっきくなってきたら、もちろん登れなくなります。
女性は出産が近づいてくるとお腹が大きくなり、日常生活を送るにも一苦労。(お腹が重くて腰が痛いと言っていた)
必死の思いで赤ちゃんを産んで、赤ちゃんも健康でよかったね!と安心したのもつかの間、
(生後約1週間後の写真)
産後で弱った状態で息つく暇もなく昼夜問わず赤ちゃんの世話に明け暮れる日々。
2~3時間毎の授乳&オムツ交換の他にあれやこれや起きて、ヘトヘト。(まるで毎日がフルマラソン!)
産後しばらくは家に閉じこもりがちになるので、妻の筋力・体力は妊娠前に比べかなり弱り、気分転換もなかなかできません。
妻が「山へ行きたい行きたい」言うのですが、妻が山を登る=赤ちゃんも連れてく となりますが、産まれて数ヶ月は赤ちゃんの骨格がしっかりしていないため、実現せず忍耐の日々。
最近はベビーキャリーという赤ちゃんを背負って山に登れるザックがあり、赤ちゃんがある程度体がしっかりしてきたら背負って登れることはずっと前から知っていました。
もう、しばらくは夫婦だけで登るのは実質無理なので、赤ちゃんを背負って登れる日を夫婦共に虎視眈々と待ち望んでいました。
つまり、きっかけは赤ちゃんのため・・・というよりも妻のため(結局それは私のためでもある)でした。
生後何ヶ月ぐらいで赤ちゃんと一緒に登れるのか
我が家の場合は、生後6ヶ月で幼稚園児?でも登れる(当日沢山の園児と思われる子どもたちが先生に続いて登って来ていたので)榛名富士を登りました。
まだ首がすわってまもなかったため、事前に購入していたベビーキャリーでは首がグラグラしすぎてまだ早かったので、抱っこ紐(エルゴ360ベビーキャリア)を使いました。
榛名富士は標高が1391mで9月でも涼しいため、防寒対策で全身フリースを着せました。
まるで人形背負った変な人みたいですが 笑。(妻はこの写真を見るたびに爆笑してます)
私もはじめての赤ちゃん背負っての登山だったので、できるだけ赤ちゃんに上り下りの衝撃がいかないように気をつけて歩きました(すごい疲れました)。
歩行中は赤ちゃんはほとんど寝てました。(寝ると首がぐらぐらになる)
下山後に感じたことは、生後6ヶ月で背負って登山できないことはないが、もう少し首がしっかりしてからがいいかも、特に下山時にやわらかく下りる(ドンと足をつかない)にはそれなりの脚力と登山経験がいると思うので、よほど山で歩きなれた方向けかもと感じました。
生後7ヶ月で御岳山も登りましたが、もうこのころには腰も首もしっかりしているのでベビーキャリーに乗せて登りました。
初めてのベビーキャリー登山だったので、ちょっとドキドキでしたが、前日にちゃんとフィッティングしたこともあり、赤ちゃんも快適だったようです。
寝てたり、起きて周りの景色を眺めたりしていました。
生後何ヶ月ぐらいで赤ちゃんと一緒に登れるのかは、その子の成長具合によるので一概に言えないと思いますが、我が子の場合は生後6ヶ月で抱っこ紐、生後7ヶ月でベビーキャリーという感じでした。
赤ちゃん連れの登山は新鮮!
いままでに様々な登山を体験してきていますが、赤ちゃん連れの登山は、なんといったらよいか本当に新鮮です!!!
もちろん、普通の登山と違い、登山場所までの登山ルートの選定、車移動、赤ちゃん用持ち物・装備の準備、オムツ替え、授乳(これは妻担当ですが)などなど考えることやること増えますが、とても新鮮です。
ほどんど私が赤ちゃんとベビーキャリー合わせて10キロ以上を背負って登りますが、短いルートですからこの負荷ぐらいがちょうどいいです。
山には、澄んだ空気、清流、木々、昆虫など連綿と続く自然が多く残されています。
そういった環境を我が子と共有できて、なんだかいいな~ といつも感じます(^^)
物好きな方、ぜひ試してみてくださーい(^^)
初めての赤ちゃん・子連れ登山・トレッキング
- 始めに
- 持ち物・装備
- 登山道・トレッキングコース
- 過去の登山記録
コメント