2016年初の登山は兄と一緒に雪山の硫黄岳登山となりました(^^)
雪山登山をするようになってから、ほぼ毎年訪れる八ケ岳ですが、これほど雪が少なかったのは、初めて。
暖冬の影響に驚きました。
登山日
2016/01/09~2016/01/10
登山ルート
美濃戸山荘-赤岳鉱泉-硫黄岳-赤岳鉱泉-美濃戸山荘
登山ルート状況
八ケ岳山荘から美濃戸山荘まではまったく雪がありませんでした。とはいうものの、かなりデコボコしていて、美濃戸山荘着いたら駐車場にとまっていた車はほとんどSUVでした。車高が高い車でないと、たぶん車のお腹をこするかもしれません。
美濃戸山荘から北沢の堰堤広場までも道に氷がはっていてる程度で、あまり雪がありませんでした。
堰堤広場から赤岳鉱泉は、雪があるもののあまり積雪なく、岩が露出していました。その岩の表面に薄氷がついていたりして、歩行に気をつかいました。
途中、厚い氷で道が覆われていることもあり、そこはアイゼンを装着して登りました。
赤岳鉱泉から硫黄岳も中間地点ぐらいまであまり雪がなく、土が露出しているところも。。。赤岳鉱泉でアイゼン装着したのに、途中ではずしちゃったくらいですから。
さすがに赤岩の頭に近づいてくると十分な積雪あり、アイゼンを装着。そこから硫黄岳の山頂までは積雪あるものの、風で飛ばされるため多少の積雪と山頂は岩ゴロゴロでていてアイゼンでカリカリ歩く、という感じでした。
登山装備
厳冬期登山用の登山装備が必要でした。太陽と青空広がる天候でしたが、樹林帯を抜ける赤岩の頭から先は強風が吹き荒れ、山頂では氷のつぶが飛んできて、バラクラバとサングラスの隙間のわずかに露出している顔の皮膚にあたって痛かったです。
感想
いつもは平日に登山行くことが多いのですが、今回は兄の休みの都合で三連休の土日に行きました。
朝、美濃戸の駐車場に着いて、なんだこの車の台数!みたことない!とびっくり!!!と衝撃でした。
そういえば前々から、たけのこ村に広々と駐車スペースあるけど、そんなに誰がとめるんだろうと思っていましたが、土日ってこんなにすごいんですね!
(私がいつも平日来たときは、美濃戸山荘の駐車場にせいぜい20台くらいなので)
赤岳鉱泉について、テント泊だけど夕飯だけ小屋で予約したら、「今日の夕食は230名います」と言われ、それにも驚き。一気に食事できないので、時間帯を3つに分けての夕食でした。
赤岳鉱泉のテント場に、見たこと無いくらいテントが設営されていて、まるで雪山テントの博物館みたいでした(^^)
登山自体は、積雪が少なかったものの天候に恵まれ八ケ岳の壮大な山並みを見ることができ、山頂付近では雪山ならではの強風も体験できて、今回が雪山デビューの兄も満足したようでよかったです(^^)
写真

これから登ります。

下の駐車場まで車がびっしり!

林道はほとんど雪なし。

堰堤広場をすぎるとようやく雪山登山らしく。

登山道に厚い氷が!

赤岳鉱泉つきました!アイスキャンディーがまた着たなって感じさせます。

テント場に所狭しとさまざまなメーカーのテントが並ぶ。

私たちは、奥のほうの林のひっそりとした場所にテントはりました。

まずは昼食。

エア枕かったので使ってみる。

今回は寝袋のフィールドテストもしました。
夜になり、小屋に入ると

下駄箱に雪山登山靴がびっしり!
スカルパのモンブランとスポルティバのネパールエボが多かったな。

夕食はあいかわらず山小屋を超えたまるで旅館のようなごちそうでした(^^)

夜になり、テントの星が輝きます。
星空もプラネタリウムみたいに、小さな星まで輝いてみえました!(私のデジカメだと撮影できず)
翌朝、テント内で朝食食べた後、硫黄岳へ


木漏れ日があたたかい。

赤岩の頭に到着。
南八ケ岳の山を一望できる、すばらしい展望。
さらに山頂を目指して登ります。


写真ではわからないですが、かなりの強風。
時々、風にあおられ体ふらつきながら、硫黄岳山頂に到着。


風が強く、寒いし、氷のつぶが飛んできて痛いので、まもなく下山。

赤岩の頭から見える硫黄岳。
下山途中、ジョウゴ沢へ寄り道

自然に凍った滝を兄に見せたくて。

無事、美濃戸に帰還♪
車に到着し、もみの湯へ。
ここは美濃戸から近く(40分くらい)、安くて広くておすすめ!
お疲れ様でした(^^)


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