約2歳9ヶ月になる子供を連れて、筑波山の御幸ヶ原コースを登ってきました。
登山日
2017/12/07
登山ルート
筑波山神社-御幸ヶ原コース-筑波山神社
登りは歩行、下りはケーブルカーです。
登山ルート状況
12月の登山でしたが、筑波山は低山ということもあり、まだ霜は見当たりませんでした。ただ、御幸ヶ原の水たまりは昼でも凍っていました。
登山装備
子連れ登山だったため、ベビーキャリアに乗せても暖かく過ごせるように、子供用の防寒着をしっかり準備しました。
感想
登山ルートのコースタイムは90分ですが、背負っていると重くスピードが出ないこと、子供をベビーキャリアから降ろして歩いたりしたため、我々は180分ほどかかってしまいました。下山はケーブルカーでしたが、登りだけでも負荷が大きく、十分な運動になりました。
途中、子供が降りて歩きたいというので、ベビーキャリアから降ろして歩いてもらいました。リュックにスリングを付けて補助しました。
(私は170cmのロックエンパイヤーのスリング使いました。もっと短くても十分でしたが)
途中で、何度もバランスを崩しましたが、補助により特に問題なく歩行できました。子供の歩行の邪魔すること無く、必要なときには上に引き上げて転倒しないようにサポートするのは、
- 足場の悪い場所では自分自身の歩行だけでなく、子供の状況を一緒に把握しなければいけないこと
- 平坦になると子供が突然走り出し、ある程度付いていかないとスリングがピンと伸びてしまい、かえって転倒の原因になる
ため、なかなか難しかったです。
リュックのチェストベルト(鎖骨あたりのベルト)を締める(接続する)と、簡易的なハーネスの役割を果たします。
リュックの荷物がけループにスリングを通し、途中で結び目も付け、状況に合わせて持つ長さを変えられるようにしました。(過去に同様の補助をした時、持つ部分が一箇所だとサポートが難しかったため)
明らかに転倒しやすい場所は、短く持ち、平坦で歩行スピードが上がる場所では長めに持ちました。
足場が悪く、バランスを崩すことがあるため、転倒方向と反対に引くのではなく、子供を持ち上げるように上に引き上げる方が、安定して転倒を予防できることがわかりました。理由は、転倒方向は状態によりすぐに変わってしまうこと、足場の悪い場所では自分自身をしっかり安定させることに気がいくため、子供の転倒方向の行方を把握しきれないためです。
何度も転倒しそうになりましたが、スリングで上に引き上げることにより、上半身が軽く吊られた状態になるため、どこかにぶつかったりしませんでした。
また、今回で登山道に飛び出した木の根に子供が足を引っ掛けやすい(おそらく木の根の色が地面と似ていて、気づきにくいのかも)ことがわかりました。
写真
今のところ山が好きなようです。
御幸ヶ原コースの登山口に到着。
しばらく歩くかと思いきや、すぐにベビーキャリアに乗りたいとのこと。
大分身長が伸びた&防寒着でモコモコのため、ベビーキャリアの肩ベルトを締めるのがギリギリでした。
降りたい、と降りるが、ここからしばらくは岩場です。
歩行の補助しながらゆっくり登ります。
なかなか岩場が続きましたが、登りきりました。
すぐに疲れて「抱っこ!」と言い出すかと思っていたため、そのやる気に関心しました。
小さな子供にとっては岩場は自分の身長の半分の高さが続く、全身運動の歩行になります。一生懸命よじ登っていきました。
岩場を登りきったところで、疲れたようで、またベビーキャリアへ。
御幸ヶ原のコマ展望台で遅めの昼食。室内なので、子連れ登山にはありがたい施設です。
下りは安心のケーブルカーで。約3時間かけて登った道も、ケーブルカーではわずか8分。
筑波山神社前に、茅の輪あり、家族みんなでくぐってきました☆
参考リンク
筑波山ケーブルカー・ロープウェイ、登山ルート情報 http://www.mt-tsukuba.com/
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