3月19日に西穂高岳独標まで行ってきました!
そこで気がついた「雪山の西穂山荘から西穂高岳独標までのルート注意点」をシェアしたいと思います。
西穂山荘から丸山まで
西穂山荘から丸山まではなだらかな稜線を歩いていきます。
巨大な雪だるまちゃんともしばしおわかれ。
西穂山荘から丸山まではルート的に危険な箇所はありません。
ただ、なだらかなルートなので、ホワイトアウトなど悪天候時には道を見失う恐れがあります。
丸山から西穂高岳独標
丸山から西穂高岳独標は岩場アップダウンが少しあるのと、西穂高岳独標が傾斜の強い岩場です。
丸山から30分あるくと初岩場が登場。
ここは慎重に行けば大丈夫。
しかし、そこを超えた西穂高岳独標は要注意。
写真だとわかりにくいですが、けっこうな登りです。
そのまま2本足で登るのではなく、手も使った3点確保(3点支持)で登ります。
途中、くさりもありますが、登るときはあまりそれを頼らず登る方が良いと感じました。
西穂山荘を出発して約1時間ほどで西穂高岳独標に到着です。
西穂高岳独標までの積雪期登山ルートで要注意なのは、独標からの下山です。
上りの急斜面を下るのはかなり緊張することでしょう。
ここで滑って落ちると、岩などにぶつかりかなり痛い思いをすることに。
確実なアイゼンワーク、さらには、ピッケルや手で直接岩をつかむなど3点確保(3点支持)で下山しましょう。
西穂高岳独標から西穂高岳
西穂高岳独標から先は、上級者の世界です。
いくつもの急斜面のアップダウンがあり、失敗が許されないルートです。
西穂高岳独標から先は、ある意味命がけで、遭難事故も多発しているルートです。
登山スキルだけでなく、天候を見極める高度な状況判断も求められるます。
西穂山荘から西穂高岳独標までのルート注意点
- 悪天候時はいかない。
- 岩場があるのでできるだけ軽量でいく。
- 西穂高岳独標の下山は慎重に確実に3点確保(3点支持)
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