ちょうど1歳4ヶ月になる子供を背負って樽前山登ってきました(^^)
標高が約1000mの山ですが、山頂はまるで違う世界に訪れたよう。天候に恵まれ、静かで平和な登山となりました。
登山日
2016/07/12
登山ルート
樽前山7合目駐車場-東外輪山取付-樽前山神社奥宮-風不死岳分岐点-樽前山7合目駐車場
一般コースタイム(休憩なし) : 約200分
登山ルート状況
全体的に緩やかな傾斜で、段差の大きな危険箇所はありません。
登山装備
一般の日帰り登山装備で十分です。天候が変わりやすく、山の上部は木がなく風の影響を受けやすいため、ベビーキャリアで登る方は、レインカバーで防風対策をするのをおすすめします。
感想
私は樽前山の麓で育ちました。ふと見上げると、いつも視界に入った山でした。
その後就職のため、関東に移り住み、さまざまな山々を登ってきましたが、小さい頃より親しんでいる樽前山は特徴のある山だな、と気付きました。
まず、標高が1041mの山なのに、7合目を少し登ったあたりから大きな木々がなく、日本アルプスの2000m級の山々を彷彿とさせます。
さらに、樽前山は活火山です。噴煙が上がっていて、山頂を歩くと強烈な硫黄の香りに包まれます。
そのような山なのに、登山道は傾斜がゆるく、幅も広めで歩きやすく、景観も変化に富んでいます。
山が好きな妻は、子供が生まれてから、関東近郊の日帰り登山はできても、登るのに2日かかるような高山には登れなくなりました。
そこで、家族で私の実家に帰省した時に、子供を背負って登れ、景観がまるで2000m級の高山のような樽前山に登れたら妻も喜ぶのではないか、と考えていました。
今回、天気に恵まれて、家族3人で樽前山山頂をぐるっとお鉢巡りすることができました。
妻は樽前山は初めて登ったのですが、噴煙を上げる溶岩ドーム、山頂からの雄大な景色などに非常に驚き、とても喜んでいました。
1歳4ヶ月の息子も今回が樽前山の初登山でした。今はお父さんに背負われて登ってますが、成長して、みんなで歩いて登る日が楽しみです。
写真
平日でも、朝から駐車場はいっぱい。
これから登ります(^^)
しばらく歩くと樹林帯を抜けます。
登山道はしっかり整備されています。
段差も小さく、子供背負って登りやすいです。
天気が良いので、支笏湖がみえます。
ねむねむしてきたので、首がガクッとならないように、エア枕を付けます。
付近に大きな山が無いので、ふわーっと景色が広がります。
高山植物のイワブクロ(別名 樽前草。北海道樽前山に多いことによる。wikipediaより)も綺麗に力強く咲いています。
東外輪山取付につきました。
樽前山のシンボルの溶岩ドームです。
風が冷たいので、ベビーキャリアにレインカバーかけて防寒対策。
お鉢を時計回りにぐるっとまわります。なんとも爽快感のある道です。
妻も元気。
樽前山神社奥宮です。
西山側からみた溶岩ドーム。
風向きによっては、溶岩ドームから噴き出る噴煙が流れてきて、強烈な硫黄の香りに包まれます。
まるで鬼ヶ島みたいです。
風不死岳へ向かう分岐点付近から。稜線が美しいです。
途中でベビーキャリアから子供を降ろして休憩。ずっと背負われて運動不足なので、しばらく歩いてもらいます。
樽前山を振り返る。
7合目ヒュッテが見えました(^^)
無事到着。みなさん、お楽しみさまでした☆
参考リンク
初めての赤ちゃん・子連れ登山・トレッキング
- 始めに
- 持ち物・装備
- 登山道・トレッキングコース
- 過去の登山記録
コメント